包茎手術から仕事を再開するまでの期間

身体に負荷がかからない仕事なら早期再開も可能

一大決心をしてせっかく包茎手術を受けても、身体に負荷がかかり傷口が出血したりすれば大変なことになるため、多くのクリニックではより予後を良くするためにも、しばらくの間は安静に過ごすことが推奨されています。
かつては包茎手術後に数週間のダウンタイムがあるのは当たり前でしたが、昨今では医学が進化しメスを入れる範囲を最小限にするなどして日帰りの包茎手術も登場しています。
それでも、概ね数日は休みの期間を設け、激しいスポーツはもちろんのこと自慰や性交も避けなければなりません。
しかし、職場によってはいつまでも休んではいられないケースもあります。
包茎手術からおおよそ2日程度になると傷口も塞がり始め、デスクワークなど極力身体への負荷が低い仕事なら再開が可能です。
また、この頃になるとゆったりと座れるタイプの普通自動車であれば短時間なら通勤や営業活動を行えるほか、ドライブや買い物なども楽しむなども可能になります。

身体に負荷がかかる仕事はより慎重に

包茎手術は陰部にメスを入れて縫合することから、特に下半身に負荷のかかる仕事は最低でも1週間は休む期間を設けることが推奨されています。
運送業や農業、建設現場などの力仕事では下半身に力を入れるシーンが多く、傷口に深刻なダメージを与えてしまう場合があります。
また、長距離運送の大型トラックやオートバイの運転ではエンジンの振動が下腹部に響き、傷口に悪影響を与えてしまう場合もあります。
例えば運送業であれば軽乗用車を使用して小さくて軽い荷物を運ぶ業務でもない限りは、休みを取るのが賢明です。
しかし、多くの企業では人手不足が続いているケースが多く、誰も代わりがいないことから包茎手術を理由にはなかなか休めないのが現状です。
そのため、多くのクリニックでは事前に丁寧なカウンセリングを実施し、業務形態によっては、まとまった休みが取れる期間に包茎手術を実施するスケジュールを組むのをすすめられることがあります。

まとめ

包茎手術は身体に大きな変化を与えることから、手術以前のように仕事に復帰するには傷口が塞がって普通に動いても一切の問題が無くなるまでそれなりの期間が必要です。
しかし、仕事によっては長期間にわたって休むわけにもいかず、どのタイミングで復帰するのか判断が難しいものです。
そうは言っても個人差はあるため、心配ならば仕事の内容や会社の状況などを担当のドクターに相談すれば、的確なアドバイスをしてもらえるのでおすすめです。

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